東京優駿〜日本ダービー

◎ジャリスコライト。皐月賞はパドックでも皮が緩んだ、引き締まってない体つきで、こりゃ駄目かなぁと思って見ていたら、４コーナーではするすると抜けてきて、おおっと思ったんだけど、終いは伸び切れませんでした。やはり中間の調教が軽く、パドックで見る気配も緩かった事から、仕上がり途上だったのでしょう。これで勝てたら素晴らしい結果が待っていたと思いますが、ＧⅠ、そんなに甘くないですね。
　ダービーに向けての中間は、眠ったままと揶揄されていましたが、１週前には、あのシンボリクリスエスやゼンノロブロイが勝負掛りで行ったコース二周追いを敢行。これで完全に目覚めたようです。藤沢厩舎なので、先々を見据えて究極の仕上げということはなさそうですが、調教を見る限りは普通に走れる状態にあるようです。
　ヤフーで見れる横山典弘騎手と藤沢和雄調教師のコメントもまんざらではなく、秘めた自信のようなものが伺えます。悲願なるか。楽しみにレースを迎えられそうです。
○アドマイヤメイン。毎日杯〜青葉賞の連勝は強いの一言。青葉賞から（同じ馬場なら）時計ひとつ詰めるのがダービー制覇の条件ですが、それだけの勢いはありそうです。皐月賞までは強い「きさらぎ賞」組がキーワードでしたが、ダービーまでのトライアルは強い「毎日杯」組がキーワード。その終点となるダービーではどうなるでしょう。ただし、毎日杯２着は、皐月賞８着のインテレット。単純な横の比較は無意味なのは承知ですが、今回はほぼ、皐月賞上位７頭＋アドマイヤメインという図式が描けそうです。展開、コース利は文句なし、気になるのは柴田善臣騎手への乗り替わりでしょうか。気分良くいくタイプの馬には強いジョッキーですが…。
▲メイショウサムソン。鞍上石橋守。ダービー制覇となったら、それこそドラマチックですし、ありかなぁと思いますが、今回は他にも勝って欲しいジョッキーがいるので、この評価。この人が勝ったら、素直に「おめでとう」と言います。
△エイシンテンリュー。重限定ですが、ひょっとすると３着に滑り込んでくれそうな魅力があります。馬場の悪かった水仙賞は強かったです。
△ナイアガラ。こちらも重限定。まぁ、趣味です。
他、皐月賞上位組みを素直に買って、楽しみます。