サンスポ賞フローラS

◎ 8番 レッドアゲート
○ 15番 マイネウインク
▲ 17番 シングライクバード
△ 14番 キュートエンブレム
△ 9番 フィックルベリー

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 フラワーC組のその後。5着ムードインディゴ、7着プティマカロンが1−2着。玉石混合、ちょっとした要因でガラっと着順が入れ替わる世代だけに、物差しは使いづらいが、それでもフラワーC組を中心に狙っていくのは悪い手じゃないはずだ。とは思うのだが、肝心要のフラワーC3着馬、1番人気シングライクバードが東京の芝2000mだというのに大外枠。しかも開幕週。ただでさえ、行き脚付かずに後方からの競馬が見えているだけに、よくて3着〜掲示板がやっとという感じがする。むしろ買わないで穴狙いという方がいいのでは?とも思える。堅実に差してくるとはいえ、34秒台前半の脚があるわけでもなく、荒れ馬場や急坂を利用したタフな流れでの末脚タイプ。ここから狙うのは厳しい。
 ならばフラワーC2着のレッドアゲート。実は東京で見せた500万条件芝2400mで見せたパフォーマンスが牝馬としては上クラスだったという内容。終わってみればフラワーCの2着の内容も納得。しかしながらシングライクバードとは上がりは一緒。あくまでポジション差だけの内容でしかなく、内容は紙一重だが、シングライクバードより前で競馬出来るのは強み。人気もコチラのほうがないとなれば、まずはここから狙うべきか。しかし、末脚的には飛びぬけているわけでもなく、不発になっても驚かない。それだけ、この世代には柱が無いということか。
 カイゼリン。こちらは先行力があり速い時計の持ち主。立ち位置的にはフラワーCのブラックエンブレムみたいな感じか。外枠がネックだが、鮫島騎手。これで押し切ったら相当強い。ただまぁ中京、毎度のコトながらこの時期、時計が速いしアテにはしづらいな。レッドアゲートにも2戦目で4馬身差だし、時計的には2秒ぐらいプラスして考えておこう。
 というわけで◎レッドアゲート。相手には○マイネウインク。この馬も力差はなく、流れ一つでチャンスは十分。▲シングライクバード。厳しいのは重々承知だが、ギリギリ滑り込んでくれば。△キュートエンブレム。トライアル血統ぽいウォーエンブレム産駒だけに、狙うならここか。この馬に勝ったライムキャンディ(クイーンC2着)、モンテクリスエス(2勝)のその後を考えれば、このクラスでも十分やれる内容を示している。課題は馬体重。△フィックルベリー。デビュー戦、アインラクスの猛追を凌ぎきった&友人の一口馬なので。
 他、ユキチャン、カイゼリン、カレイジャスミン、アポロクイックなどなどなど。気になる馬多数。