フェブラリーS

◎ 4番 フィールドルージュ
○ 1番 フジノウェーブ
▲ 15番 ヴァーミリアン
△ 10番 ブルーコンコルド
△ 16番 ワイルドワンダー

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 何度期待してもなかなか恵まれず、運の無さ、相手の悪さに天を仰いでいた日々。
 前走で悪い流れを断ち切った。そして今度は中央の舞台で、笑顔を見たい。
 ホクトベガの雪のフェブラリーS*1から12年。干支も一巡り。
 ◎フィールドルージュと鞍上の横山典弘騎手に期待して、今年最初のJRA−G1、フェブラリーSは勝負に行く。
 過去3回出走した東京ダートのマイル戦では、遥か最後方から追い込んで、差し届かない競馬をしていたが、そのうち2回は時計の速い不良馬場を追い込んできたもので展開不向き。残りの1回は良馬場での3着。
 力があるとこころは常々見せてきたことに加え、ノリと巡り合ったことで、自在性とともに強さも実につけてきたフィールドルージュ。いまなら好位から強い競馬が出来るハズで、それならば十分勝機があると見る。
 相手は中間、不安のあったヴァーミリアンワイルドワンダーを軽視し、ダートマイルの実績ある馬からということで、まず○フジノウェーブ
 4歳勢ではロングプライドドラゴンファイヤーだが、前者は昨年のユニコーンS勝ちはあるものの、当時2着馬のフェラーリピサが準オープンでモタモタしている上に、その時に除外になったドラゴンファイヤーが、ユニコーンSの前走で既にユニコーンSの勝ちタイムを上回っていた。ここで選ぶならまず後者だが…
 しかし4歳勢のダート実績は、G1を勝つには少々物足りない。現段階では3着までと見て、軽視。
 それなら前走取消の不安はあっても、ジャパンカップダートのレコード勝ちの実績含むG?4勝の格に敬意を表して、▲ヴァーミリアン。多少状態が悪くても、このメンバーで大負けしちゃいけないだろうという思いが、ある。2年前のフェブラリーSとは状態が違う。
 以下、加齢による実績の衰えはあるが、ここ3戦はマイル向きで、それ以前の2000m級レースは体調のよさでこなしていただけと考えれば、今でも適距離に戻れば勝負になると見て、△ブルーコンコルド。前走の馬体減+好走の反動が気になるが、状態維持+鞍上なら、まだ勝負圏に残ると見て△ワイルドワンダー
 素直に実績重視の予想で。
 他、気になるのはメイショウトウコンメイショウバトラードラゴンファイヤーまで。

*1: 1996年第13回フェブラリーS(G2)※G1には翌年から格上げ