有馬記念

 夜勤明け、部屋に帰ってみたら、室温1度。寒いわけだ。
 この寒さと人の波を考えたとき、どーしても中山競馬場に行くのが躊躇われる。でも行きたい。悩む。
 ◎ディープインパクト。ここまで見せた能力が桁違い。世代間比較など無意味なんじゃないか。
 春も秋も天皇賞では100万馬券が炸裂し、春のグランプリは牝馬に勝たれ、遡れば、3歳〜4歳春時に古馬に大差でぶっ千切られた世代の総大将がゼンノロブロイゼンノロブロイ自信は好きな馬だし、応援したい気持ちは山盛りだが、全盛期だった昨年秋に比べると、明らかに輝きが薄れてきた。秋、唯一の勝つチャンスだった秋天を取りこぼし、去り行く名馬の最後のレース。4〜5着のポジションで落ち着いてしまうこともありえるだろう。無事に走りきってもらいたいと思う。
 ○リンカーン。能力ならゼンノロブロイと大差はない。むしろ、この秋の上昇度ならコチラが上。加えて鞍上が追って味のないデザーモ=ロブロイコンビより、この時期に、このコースで追えるノリとコンビを組めたことが、この馬の最大の幸運かもしれない。しかし巡り合わせが悪い。
 ▲グラスボンバー。幾多の有馬記念を振り返ると、???な馬の好走も多い。好走に裏付けられる体調、コース適正、展開。それらを考えたとき、この馬が???と飛び込んできてしまうのも、悪くないと思う。
 △サンライズペガサス。正直、距離は長い。それでも鞍上、蛯名はこういう時に、空気を読まずに飛び込んでくる。さらに△コイントス。相手なりに走るこういう馬もマークしておくのも悪くない。決して根拠があるわけでもないけど…人気を背負う古馬の有力馬が、セオリーに基づくと全部消えてしまうだけに、2、3着争いはなんでもアリのスタンスで、今年最後の大一番の夢を追いかけたい。
 CMで中居くんが嬉しそうにマジかよ〜って叫ぶ、そのサイン、結末は如何に…